協会案内 KAIKAとは

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(開花・開化)とは

企業・組織が「個の成長」「組織の活性化」「組織の社会性(つながり)」を
同時に実現していくプロセスを指す考え方です。

社会や経済が成熟化し、価値観が多元化・多様化する一方、
企業活動や個々人の営みが、境界を越えて繋がりあう時代。
企業・組織の生み出す価値は、売上や利益といった経済的価値的側面のみならず、
働く“個人”や組織をとりまく“社会”など、社会の中でどのような存在意義・価値を果たしているか、
が問われるようになっています。

このような変化を捉え、日本能率協会(JMA)では2012年より、次世代のあるべき経営・組織のあり方として、
「KAIKA(開花・開化)」を提唱しています。

組織や個々人が社会との関わりを深めながら(=組織の社会性)、
一人ひとりが自分なりの目的・目標をもって自律的に成長し(=個人の成長)、
組織内外の連携が深まり、新たなアイデアが生まれ、未来に向かって挑戦する(=組織の活性化)。

これらを同時に実現することで、先の読みにくい社会のなかで、
企業・組織がより柔軟に変化でき、継続することのできる次世代型組織となるのです。

KAIKA経営の提唱・推進にあわせ、KAIKA経営基本モデルを設定し、
その有効性について7,000名以上のビジネスパーソンを対象とした調査研究を通じて検証しました。

調査研究の結果によれば、KAIKA経営の実践度合いが高いほど、
「個の能力の総和以上の成果を生み出している」
「事業成果を継続して創出している」
「今後も成果・進化しつづけられる」

と、社員が実感できている傾向が明らかになっています。

また、300社以上の企業調査研究においても、KAIKA度が高い企業は、
新事業開発に成果が出ている傾向が高いことが明らかになりました。